悪天候で飛行機が欠航!帰れない時はどうする?補償はあるの?

旅行の前というのは、現地で楽しむための情報収集や、移動の下調べなどはしっかりするものですが、台風や大雪などの悪天候による交通機関への影響など「もしもの時」に対してはあまり準備をせずに出発する、という方は多いかもしれません。

もしも乗るはずだった飛行機が欠航になったら?

いざという時に慌てずに対応できるよう、準備をしておくことが大切です。

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ツアーの場合

飛行機、ホテルなどすべて含まれるパッケージツアーの旅行の時の対応です。

行きの便(往路便)が欠航になった場合

基本的に、搭乗予定の飛行機が欠航になった場合は、ツアー自体が催行中止になります。

キャンセル料はかからず全額返金。残念ですが旅行は中止です。

同じ区間の別の便(同社便)に空席があれば変更可能。

また翌日便に変更も可能ですが、帰りの便は当初の日程通りとなるため、旅行日数が短くなってしまいます。

帰りの便(復路便)が欠航になった場合

順次、空席のある便へ振り替えをしていきます。

飛行機が欠航 = 航空会社の責任

と考えてしまうかもしれませんが、悪天候による欠航は航空会社に責任はありません。

ですので、帰れなくなってしまった場合の宿泊費は自己負担となります。

ツアーの場合、宿泊費は自己負担ですが、ホテルの手配などを行ってくれることもありますので、旅行会社や航空会社のカウンターに問い合わせを。

【私の体験談】

今から十数年前、北海道から大阪へ旅行した時でした。

季節は12月中旬、2泊3日でユニバーサル・スタジオ・ジャパンや大阪観光など楽しい日程を過ごし、帰りは最終便。

空港に到着してから知ったのですが、その便は「新千歳空港大雪のため、条件付き運航」となっていました。

予定通りに関西空港を離陸しましたが願いは届かず、新千歳空港上空から関西空港へ引き返すことに。

最終便だったので、翌日便に振り替えするしかありません。

しかし、なんと翌日も全便が欠航。

それも、朝から全便の欠航が決まるわけではなく「天候調査中 → 欠航」という具合に、順次欠航が決まっていきます。

振り替え手続きを済ませ空港で待機 → 欠航

次の空席のある便に振り替え手続きし待機 → 欠航

1日中、空港内でそれの繰り返し。

翌々日からやっと平常通りの運航になりましたが、空席に振り替えできたのは夜の便でした。

理由:

① 元々予約している乗客が優先

② 手続きを早く済ませた人から順番に空席に振り替えできるから

慣れている人は、欠航が決まった瞬間に振り替え手続きに走るので、何もわからずモタモタしている間に空席はなくなってしまいます。

約2日間、関西空港に足止めとなっていたので、新千歳空港に着陸した瞬間 機内では歓声が上がりました。

日曜の夜に帰る予定が、火曜の夜になってしまったわけですが、もちろん2日間の延泊料金は自己負担、そしてそれに伴う食事代も。航空会社のツアーだったため、ホテルは手配してもらえて、航空会社のカウンターから指示を受けました。

空港とホテルを結ぶ無料シャトルバスがあったため、余計な交通費がかからずに済んだのがせめてもの救いでした。

この時は、まさか自分がこんなことに巻き込まれるとは思ってもみなかったので、なんの知識も準備もなく、相当焦りましたし、すごく大変な思いをしました。

心構えや準備があるだけで対応が違ってきますので、その後の行動にも影響します。

個人手配の場合

飛行機もホテルも、全て自分で対応しなければなりません。

行きの便(往路便)が欠航になった場合

航空会社のホームページで運行状況をチェックします。

「天候調査中」「条件付き運航」などの案内がある場合は、振り替えやキャンセルが手数料なしで出来ます。

各航空会社の対応について、事前に把握しておくことが大切。

搭乗予定便の欠航、または大幅な遅延が発生した場合は、事前に登録してあるメールアドレスへ案内がくるサービスを行っている航空会社もあるので利用すると安心。

◎悪天候で欠航 ⇒ 同じ区間の別の便(同社)に変更するか、キャンセルするか。

◎キャンセルした場合 ⇒ 旅行自体を取りやめるか、欠航になっていない他社便の空席を取るか(追加料金は自己負担)

◎機材整備、または機材繰りによる欠航 ⇒ 同社便、他社便含め当日中の振り替えは可能か。

変更や払い戻し手続きは、航空会社のホームページ上で行えますが、自分自身で行う手続きがたくさんありますので、インターネットでこまめに情報を収集することが大切です。

個人手配で注意すべき点

往路便と復路便を違う航空会社でとっている場合です。

もし、往路便が悪天候で欠航になった場合、往復便を一括で予約していれば復路便も払戻しや変更の対象となりますが、別の航空会社では復路便の予約はそのまま。

同じ航空会社でも、別々にチケットを手配している場合では対応が違ってくる場合もありますので、利用する航空会社のホームページをよく確認しておくことが必要です。

また、便数が少ないLCCは大幅な遅延や欠航による振り替えが、何時間も後の便や翌日以降になることも考えられるため、大幅な旅行日程の見直しが必要になることも。

ホテルはどうなる?

当日中にどうしても飛行機に乗れそうになく、旅行自体を取り止める場合、予約しているホテルはどうなるのでしょうか?

こちらも自分で連絡が必要になります。

大雪でどの航空会社も欠航という状況では、どうしたって目的地へは行けませんので、こういう場合は当日キャンセルでもキャンセル料がかからないことが多いようです。

いずれにしても、ノーショウ(連絡なしで現れない客)だけは、ホテル側にかかる迷惑も考え避けなければいけません。

帰りの便(復路便)が欠航になった場合

順次、空席のある便へ振り替えをしていきます。

帰りの便も、天候に不安があるようなら朝からこまめに航空会社のホームページをチェックしておくことが大切。

また、当日中に帰れなくなった場合は自分でホテルを手配しなければなりませんので、空港近くの無料送迎付きのホテルを探すことをおすすめします。

延泊となるとただでさえ想定外の出費、空港とホテルを移動するために余計なお金をかけていられませんし、荷物とお土産をかかえながらの移動も大変ですから。

悪天候時のポイントまとめ

1.ツアーや航空会社の「悪天候時の対応」をよく確認しておく

2.インターネットを駆使して情報をこまめにチェック

3.いざという時の連絡先を把握しておく

4.どんな時も対応できるようモバイル機器の電源確保

5.欠航時の振替手続きの場所や方法を事前に確認して、素早く対応する

年に何度かありますが、例えば北海道が大雪に見舞われ、新千歳空港の全ての滑走路が閉鎖された場合、何千人もの乗客が足止めを食らうため、毛布などが支給されて空港内に寝泊りする場合があります。

国内線ターミナル内に寝泊りできるのは、このような事態の場合のみです。

東京(羽田) ー 札幌(新千歳)に搭乗予定で、北海道が大雪のために欠航になったとしても、羽田空港国内線ターミナルに泊まることはできません。

『飛行機が欠航になったら、空港に泊まれる』というのは、全てのケースには当てはまらないので、対応を事前に把握しておくことはとても大切です。

以上、悪天候で飛行機が欠航した場合の対応でした。

天候リスクが高い冬の季節は、旅費を安く抑えられるシーズンでもありますので、季節とうまく付き合って旅行を楽しみたいものです。

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